2018/01/18 平和
自衛隊員の命を守ろう!憲法9条に自衛隊を盛り込むことは,日本を再び“戦争する国”にすることです!
安倍首相は2020年の東京オリンピックまでに,憲法9条に自衛隊を盛り込んだ改正憲法を施行したいと述べ,自民党の二階幹事長は,今年中に国会で憲法改正を発議したいと述べました。
<憲法9条3項に自衛隊を盛り込めば,1項2項は死文化します!>
安倍首相は昨年5月の憲法記念日に,憲法9条に3項を新設して,自衛隊を明文化すると言いました。自衛隊を憲法9条3項に盛り込めば,1項2項が定めた戦争放棄,戦力の不保持の規定は死文化します(「後法は前法を廃する」)。
<憲法9条に自衛隊を盛り込んだら,日本は再び“戦争する国”になります!>
2015年に強行採決された安保法令関連法=戦争法によって,現在の自衛隊は,かつての“専守防衛”の自衛隊ではなく,アメリカの戦争のために,海外で武力行使を行う自衛隊に変質させられています。こうした自衛隊を憲法に盛り込むことは,“戦争する国”へのお墨付きを与え,際限のない“戦争国家”への道を開くことになります。今でこそ集団的自衛権の行使はかろうじて限定されていますが,“自衛隊の憲法化”は,そうした限定を取っ払って,日本を再びかつての“戦争する国”にしてしまいます。
<憲法9条に自衛隊を盛り込んだら,市民生活は破壊されます!>
自衛隊を憲法に規定すれば,それが根拠規定となって,市民生活は大きく破壊されます。軍事費はまたたく間に10兆円になっていき(現在5兆円超),消費税は大幅に上げられ,医療・福祉はさらに削られ,軍事裁判所の設置,予備役の拡大,果ては徴兵制制度の復活も議論されることになるでしょう。 私たちの“平和の文化”は破壊されてしまいます!
<3000万署名にご協力ください!>
数多くの文化人が呼びかけ人になっている,『安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名(通称,3000万署名)』にご協力ください。
日本を再び“戦争する国”にしないために,あなたの心を署名という形で寄せてください。
戦争法(安保法制)や平和についての学習会、講演活動を行っております。
加えて、労働法制や労働事件に関する学習会、講演活動も行っております。
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