2016/03/17 労働事件
3月は自殺対策強化月間であり、各地域でいろいろな催しが企画されています。
福岡市でも、3月5日に「身近な自殺問題」と題して、平野啓一郎さんの講演と、パネルディスカッションが行われました。
平野さんの著書を以前読んでいたこともあり、講演をお聞きしたくて参加してきました。
3月19日に行われる福岡県弁護士会主催のシンポジウム「若年層の自殺、どうすれば防げる?」を、先日ご紹介しました。
「全国的にも、自殺者数は6年連続で減少しているものの、若者の自殺者数の減少幅は小さい」という言葉は福岡市でも当てはまり、福岡市からの挨拶では、福岡の40歳未満の自殺者数は、毎年増減を繰り返しているとのことでした。
今回講演なさった平野啓一郎さんは、昨年2月には福岡県弁護士会主催のシンポジウム「自死をなくすために~生きぬく知恵をともに考える~」に登壇されました。
平野さんの著書「空白を満たしなさい」や「私とは何か『個人』から『分人』へ」の中で、「分人」という考え方を提案なさっています。
「私とは何か『個人』から『分人』へ」の紹介を交えつつ、講演の様子をご紹介したいと思います。
(事務局)
2016/03/07 労働事件
日時:2016年3月19日(土)13:30開場、14:00開演
場所:TKPガーデンシティ天神 M-4会議室(福岡市中央区天神2-14-8福岡天神センタービル8階)
事前申込み不要、参加費無料
3月は自殺対策強化月間です。
3月1日~3月7日の期間には、「全国一斉こころの健康相談統一ダイヤル」の運用も全国で行われます。
(福岡県は9:00~16:00、電話番号は0570-064-556、運営主体は福岡県精神保健福祉センター)
福岡県弁護士会では、3月19日(土)にシンポジウムを開催します。
全体として自殺件数が減っている中で、なお高止まりを続けている若者の自殺に焦点を当てています。
誰しも人生の中で、悩みを持ちます。その大きさは様々です。
また、同じことで悩むにしても、捉え方は人それぞれでもあります。
各分野の第一線で活躍している専門家の方々のお話を聞くことができる機会です、是非ご参加下さい。