2019/11/18 講演
日時:2019年11月21日(木)13:30~16:00(受付13:00~)
場所:TKPガーデンシティ鹿児島中央 霧島プレミアム会議室(鹿児島市中央町26-1 南国アネックス)
参加無料(定員80名)
毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です。
毎年11月、厚生労働省は、過労死等をなくすためにシンポジウムやキャンペーンを全都道府県で行っています。
厚生労働省による、平成30年度の「過労死等(※)の労災補償状況」によると、
脳・心臓疾患に関する労災請求件数は877件、支給決定件数は238件(うち死亡件数は82件)。
請求件数は4年連続の増加、業務上認定件数は2年連続の減少となりました。
精神障害についてみると、労災請求件数は1820件、業務上認定されたのは465件(うち未遂を含む自殺の件数は76件)。
請求件数は6年連続の増加、業務上認定件数は3年ぶりの減少となりました。
※「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳血管疾患もしくは心臓疾患を原因とする死亡、もしくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡またはこれらの脳血管疾患、心臓疾患、精神障害をいいます(厚生労働省HPより)
労災請求件数は、右肩上がりに増えていることがわかります。
その一方で、認定件数は減ってきており、認定を受けることが年々難しくなってきている現状があります。
この件数の中には含まれていない、声を上げられなかった方々もいるかもしれません。
過重労働のさなかにいると、「何かがおかしい」と、自分自身の健康状態や労働環境に思い至れないこともあります。
当事務所の井下顕弁護士が、「過労死はなぜ起こるのか~弁護士の視点から~」と題して、鹿児島会場で行われるシンポジウムで講演いたします。
この講演が、労働環境に悩む方々への解決の糸口を何かしらご提案できたら幸いです。
「過労死等防止対策推進シンポジウム」で検索いただき、申込みください。
https://www.p-unique.co.jp/karoushiboushisympo/#area7-7
主催:厚生労働省
後援:鹿児島県
協力:過労死等防止対策推進全国センター、全国過労死を考える家族の会、過労死弁護団全国連絡会議
2019/11/12 アドボカシー
日時:2019年11月21日(木)18:00~
場所:九州大学法科大学院 演習室(福岡市中央区六本松4-2-1 六本松421内3階)
参加費無料、事前申込不要
*終了後、懇親会予定(学生、受験生、司法修習生は参加費無料)
弁護士を講師に招き、様々なお話を伺ってきた、弁護士の魅力セミナー。
実務の第一線で活躍している弁護士を招き、「弁護士」という職業の魅力と、将来の法曹に向けたメッセージをお伝えしています。
今回は、石井謙一弁護士、太田千遥弁護士を講師にお招きします。
お二人は、LGBTに対する様々な法的支援の活動を行い、2018年4月からは福岡市と性的少数者支援協定を締結し支援や情報発信を続け、2019年9月に同性カップルが福岡地裁に提訴した同性婚九州訴訟では弁護団の一員として同性婚法制化に向けて尽力されています。
他では聞くことの出来ない話も聞くことの出来る貴重な機会です。
どなたでもご参加いただけます、たくさんの方のご参加をお待ちしております!
2019/10/04 アドボカシー
日時:2019年10月26日(土)14:00~
場所:福岡県弁護士会館301号室(福岡市中央区六本松4-2-5)
参加費無料、事前申込不要
*終了後、懇親会予定(学生、受験生、司法修習生は参加費無料)
弁護士を講師に招き、様々なお話を伺ってきた、弁護士の魅力セミナー。
実務の第一線で活躍している弁護士を招き、「弁護士」という職業の魅力と、将来の法曹に向けたメッセージをお伝えしています。
今回の講師は3人の弁護士です。
日本で初めて児童相談所の常勤職員となった、久保健二弁護士。
女性弁護士として児童相談所の常勤職員となった、一宮里枝子弁護士。
児童虐待の問題に長年取り組んでいる、小坂昌司弁護士がコーディネーターを務めます。
児童虐待の報道を見聞きすることが多くなりました、悲しいことです。
子どもの福祉の最前線と、そこで働く弁護士の仕事の魅力について、お話いただきます。
他では聞くことの出来ない話も聞くことの出来る貴重な機会です。
どなたでもご参加いただけます、たくさんの方のご参加をお待ちしております!
2019/10/02 平和
日時:2019年10月6日(日)10:00~16:00
会場:クローバープラザ(春日市原町3-1-7)
参加券700円(学生500円)
*男性もどうぞ
今年の全体会記念講演は、元朝日新聞記者で、フリー国際ジャーナリスト、「9条の会」世話人でもある、伊藤千尋さんが登壇します。
伊藤さんが共同代表を務める「NGOコスタリカ平和の会」では、日本と同じ平和憲法があり、そしてそれを守りぬいて現実に軍隊がないコスタリカの様子を伝えています。
先の第2次世界大戦において自らが引き起こした悲劇を反省して、二度と戦争をしない、そのために武器を持たないと憲法に書き込んだ日本のはずなのに、近年さらに軍備を強化し続けています。
平和を実現するためにどのような努力をしていくのか、『憲法を活かす世界の人々-政治を変えるのは私たち』と題した今回の講演から学びたいと思います。
当日のスケジュールは、下記のとおりです(チラシもご覧ください)
10:00~12:00 分科会(13の分科会があります)
特別分科会 ドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」
13:00~15:30 全体会
「母親大会」とい名付けられていますが、母親だけのものではありません、
男性も是非ご参加ください。
「母親大会」とは?
1954年(昭和29年)、アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で、まぐろ漁船の「第5福竜丸」が被ばくし、久保山愛吉さんが亡くなりました。
繰り返し行われた水爆実験に抗議し、広島、長崎と3度被ばくを体験した日本の女性・母親たちが「核戦争から子どもを守ろう」と世界の女性に呼びかけて、世界母親大会がスイスで開かれました。
以来毎年、日本母親大会、都道府県ごとの母親大会が開かれ続けています。
(第61回福岡県母親大会チラシより抜粋)
2019/10/01 1日コラム
今度の人事で担当することになった業務が、ものすごく大変…
いろんな人から「大変すぎて体調崩すよ」と脅されてるよ…(泣)
これは友人から届いたメールです。
普段穏やかな彼女が、「忙しすぎて、イライラが噴き出して、時々キレちゃうんだよ」と言うのです。
ただ、彼女もこのままでは自分が壊れてしまうと思い、上司に業務分担の改善を、何度も訴えたそうです。
それを受けて、上司が改善案を考えて、さらにその上の上司に掛け合ってくれていると聞きました。
「どうなるかわからないけど、上司が動いてくれたことが実を結ぶことを祈るよ」と話していました。
改善案が通り、友人の負担が減ることを祈っています。
友人の職場のように、問題が起きた時に対処しようとしてくれる組織であるといいのですが、法律事務所に勤めていると、そうじゃない職場が多くあることも目の当たりにします。
そして、その大変な状況を、頑張って乗り越えようとする方々がたくさんいます。
人間にとって喜びであり自己実現の手段であるはずの労働で、人生が変わってしまってはいけません。
職場に労働組合がある方は、労働組合に相談してみる。
労働組合がなければ、地域の労働組合を訪ねてみる。
2019/07/01 1日コラム
今年は、統計開始以来最も遅い梅雨入りとなった福岡。
例年より21日遅く、6月26日の梅雨入りとなり、その週末には、熊本や鹿児島、宮崎など広い範囲で強い雨が降り続け、警戒が続きました。
大雨が降り続き大きな被害が起こったニュースを、毎年のように聞いています。
各自治体から公開されているハザードマップを確認して、危険箇所を調べておくことは大事です。
何かあった時の地域の避難場所や、家族の集合場所なども、話し合って確認しあっておきたい情報です。
初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮などによる自然災害が起こりやすくなります。
十分にお気をつけください。
(事務局)
2019/06/17 アドボカシー
日時:2019年7月11日(金)17:30~
場所:天神ビル11階5号会議室(福岡市中央区天神2-12-1)
参加費無料、事前申込不要
*終了後、懇親会予定(学生、受験生、司法修習生は参加費無料)
弁護士を講師に招き、様々なお話を伺ってきた、弁護士の魅力セミナー。
今回は、薬害スモン訴訟福岡弁護団の一員であった、岩城和代弁護士にお話を伺います。
また当日は、患者として闘った原告の方もお招きしており、お話をしていただきます。
スモンとは、SMON subacute myelo-optico-neuropathyの略称で、別名:亜急性脊髄視神経症と言います。
整腸剤キノホルムによる薬害で、激しい腹痛が起こり、2~3週間後に下肢の痺れ、脱力、歩行困難などの症状が現れるもので、1950年代半ばから1960年代にかけて、多くの被害が発生しました。
発生当初は原因がわからず、原因不明の奇病だとか伝染病などと言われましたが、キノホルムが原因と分かったことで、患者たちの憤りは高まり、キノホルムを製造販売していた製薬会社と使用を認めた国の責任が問われ、訴訟となりました。
他では聞くことの出来ない話も聞くことの出来る貴重な機会です。
学生のみなさん、司法試験受験生、司法修習生の方はもちろん、若手弁護士から中堅弁護士まで、たくさんの方のご参加をお待ちしております!
2019/04/29 1日コラム
毎月月初めにお届けしている1日コラム。
5月はフライングです(笑)
メーデーは、1889年(明治19年)5月1日に、アメリカの労働者38万人が、 「仕事に8時間を、休息に8時間を、俺たちがやりたいことに8時間を!」 をスローガンに掲げ、ストライキに立ち上がったことから始まった「労働者の日」です。
日本だけでなく、世界各地で行われています。
当事務所は、毎年5月1日のメーデーに参加しています。
昨年(2018年)は、県下9ヶ所で約2600名の方々が参加しました。
10連休のまっただ中、福岡市は冷泉公園(10時開会)で行われます。
お休みの方は「今年は参加できる!」と思った方もいることと思います。
職場での様々な問題を報告する場でもある集会では、困難に立ち向かう力強さや、支える人たちの存在を感じ、勇気づけられます。
世相を表した力作揃いのデコレーション、プラカードの出展企画もあります。
お楽しみに!
2019/04/17 その他
放送日時:2019年4月21日(日)深夜24:55~
日本テレビ系列(福岡ではFBS)にて放送
福岡地裁では、現在「防衛大裁判」が行われています。
原告は2013年に防衛大学校に入学。
原告は、「指導」と称し、すさまじい暴力や陰湿ないじめを受け、教官や大学内のカウンセラー、防衛大に駐在している警務隊に助けを求めても、適切な対応をしてもらえませんでした。
刑事告訴を経て、現在、福岡地裁にて民事訴訟中です。
被告 国と、被告 学生は分離されて、裁判は進み、本年2月5日に、被告元学生に対する判決が出されました。
(被告8名中7名に総額95万円の支払い命令が出ました)
6月13日、被告 国との裁判は、最終口頭弁論を迎えます。
当事務所の井下弁護士が、弁護団の一員として参加しています。
防衛大学校で起きていることを、この報道でも知っていただきたいと思います。
放送日時:2019年4月21日(日)深夜24:55~
日本テレビ系列(福岡ではFBS)にて放送
再放送は、下記の通りです。
4月28日(日)昼11:00~(BS日テレ)、早朝5:00~、深夜24:00~(CS日テレNEWS24)
2019/04/01 1日コラム
新入生、新社会人のみなさん、新しい旅立ち、おめでとうございます。
新しい世界で、みなさんの夢や希望を叶えていっていただき、実り多い人生を歩んでいただきたいと思います。
新社会人となったみなさんにとって、初めての会社での毎日には、たくさんの仲間たちとの楽しみや刺激に溢れていることと思います。
そんな中で、ふと「この対応、この処遇はおかしいんじゃないかな」と思うことがあるかもしれません。
社会人となり初めて働いた会社で体験したことは、その後の社会人生活の基本となると思います。
初めて体験することだから、「普通」なのか、そうでないのか、わからないこともあります。
様々な会社で働くご友人と、お互いの職場についても話してみて下さい。
「私の会社では普通だと思っていたことが、友人の会社では普通ではないんだな」と思うことがあるかもしれません。
「何かがおかしい」と思ったら、専門家に相談することも選択肢に入れてほしいと思います。
昨年の春、全労連(全国労働組合総連合)が発行する、「知っておこう!働くあなたの権利手帳」を読み、知っているようで知らないこと、改めて確認しておいてほしいことを掲載いたしました。
新しく変わった部分は変更し、再掲いたします。
(事務局)